まわりの大人を観察してみよう!

まず皆さんの最も身近な大人は、両親だったり、学校の先生だったりするけど、彼らが日々楽しそうにしているのかを是非観察して欲しい。

例えば、都会での通勤電車の行き帰りの車内を見てみると、ほとんどの人が疲れた顔をしています。
何だか、うかない顔をしています。
満員電車で通勤すること自体が、それだけでストレスなんですよ。

80年代の終わりから数年間、日本にはバブル経済と呼ばれる時期がありました。
世の中の景気が良かったので、みんな元気でしたね。
仕事は確かにハードで、「24時間働けますか?」という、今思うとゾッとするような流行語もありました。
また、それ以前の昭和30年代後半から40年代頃、ちょうど先の東京オリンピックの頃も、この時も景気が良かったので、世の中が明るかったですね。
映画とかテレビ番組とか、あるいは史料からの判断です。

スマホはないし、パソコンもない。それどころか、テレビはようやくカラーテレビが普及していく状況です。
景気が良いと、今日よりも明日はきっと良い日って、理屈じゃなくって、感覚で思えていました。

話を元に戻すけど、大人が楽しそうにしていないと、それを見ている子どもや若者も「あんな大人になるんだ?!」というくらいの期待しかできません。

せめて君たちは「自分たちで住みやすい社会を作るんだ!」という気概で、日々楽しんで成長して欲しいし、その姿を例えば大人になった時に、楽しそうな大人の姿として、後輩たちに見せて欲しいと思っています。

まずは自分(秀島)が、楽しんで生きている大人の見本ってことで。