お金と幸せの相関について

「お金持ちになりたい」と願うことは勝手である。
しかし、金があれば幸せになれるとは限らない。

普通の人々の悩みごとのほとんど金で解決できる(らしい。実際はどうか知らない)
しかし、金持ちにも金持ちなりの悩みがあるらしく、そのほとんどは普通の人の悩みなんかとは違い、もちろん金で解決できない。

確かに金はあった方が良いよ。
けど、何でお金が欲しいんだろうか?
所詮は紙っ切れで、あるいは通帳に印刷された数字でしかない。
実は金が欲しいのではなく、お金で手に入れるものが目的だろう?

ならば、一方で金をためる目的は何だろうか?
例えば、将来に何の金銭的不安がないとすれば、貯金なんて必要ない。
むしろ若い時に本当にやりたいことに使えばよい。
年を取って、楽しみがなくなってからの金は死に金と同じ。
けど皮肉なことに、若い時には金がないことが多い。

金がないと幸せになれないとか、金がすべてだ、なんていう人が確かにいる。
多分その人は、本当の幸せが何であるのかを知らない。
本当の幸せ?
それは、人それぞれによって違い、ある意味、人の成長の鏡でもある。
それでも、お金が大事と思うのは勝手だし、お金持ちになりたいと願うことも勝手だ。
しかし、運よくその人が大金を手にしても、もっと金が欲しいと思って気持ちが満たされないか、金持ちになったけど、こんなもんかと、虚しさを感じるだけで、幸せにはたどり着けないような気がする。

さらにもっと大切なことは、おそらくその人はお金持ちになれない。
何故なら、物事に対する優先順位の判断ができていないから。

本当の幸せに正解なんてない。まさに多様性であり、比較するものでもない。
正解がないからこそ難しい。それは人生に正解がないのと同じ。
だから答を教えるようなことはできないけど、答に近づくための方法を一緒に考えようか。

追伸:
金は借りることも出来れば、ためることもできる。
一方、時間の貸し借りはできない。
タイム・イズ・マネーはある意味正しいが、正解ではない。
タイム・イズ・ライフ(生命)というのが正しい。
時間はそのまま命。残された時間ってこと。