「青春・カセット」プロジェクト
ちょっと前に、私小説を書きました。フィクションですが、時代背景、主人公の年齢は自分に合わせています。入学した高校名は「栄城高校」です。当時、自分が好きだった音楽のことなどを書きました。
約40年前の話です。
最初は「青春・カセット」というタイトルのように、自分が当時好んで聴いていた曲を10曲ほど選んで、それをカセットテープに「マイベスト」といった形で収録するように、10個の曲のタイトルを付けた短編集にしようかと思いましたが、その曲にまつわるうんちくなんぞ書いても鼻に付くし、そもそも10個のストーリー、オチが考え付かないので諦めました。(いずれこのスタイルの短編集を書きたい気持ちは残っている)
出来上がった「青春・カセット」という小説は、原稿用紙100枚超の中編小説くらいになりました。そして実はこの小説に書いたことがこの「土曜日の放課後」をやろうと思う、動機になりました。
「どうして勉強しないといけないのか?」
「いい会社って何だろう?」
ラジオ番組の放送作家になりたかった主人公が、こんな疑問を胸に、周りの大人たちと対峙していきます。
主人公の父親、親戚のおじさん、親戚の兄さん、そして転校先で出会った教師、彼らの影響で、世の中は正解がないことだらけであること、そこでは自分から手を挙げてチャンスをつかみにいかないといけないこと、などを知ることになります。
まさにこれらが、私がこの「土曜日の放課後」で若い皆さんに伝えたいことの基調です。
この小説を是非、みんなにも読んで欲しいと思います。例えば、自費出版や電子書籍、Webサイトでの公開など。
文庫本で言えば、普通の約半分くらいの文量だからすぐに読めると思います。
そして、この「青春・カセット」を読んで、読書感想文を書いてくれたら嬉しいです。
夏休み明けに、謎の「青春・カセット」という本の感想文が大量に提出され、教師が度肝を抜かれる、そんな状況を想像するだけで、自分はワクワクします。
「青春・カセット」を世に出すだけでなく、できれば読書感想文で局地的なブームになりたいもんです。
具体的な計画が進んだら、お知らせします。