批判と不満ばかりの人

テレビを見ると、批判や不満を得意気に吐露している人を見ることがあります。
昼間のワイドショー、特にコメンテーターががそんな人です。
そして視聴者などの不安を掻き立てる役割を演じています。
その影響力で、社会不安を煽って楽しいんでしょうか?

テレビの出演者のみならず、街頭でのインタビューでも、口々に不安を語る市民という人が登場します。
「物価高です」「生活大変です」「節約しています」
そんな感じで消費マインドを下げるような話題を放送した後、スポンサーによるCMを消費を促す目的で流しています。
もう、メディアの真意はどこにあるのか。
最近のテレビ等のメディアはこんな感じの情報に溢れています。

実は批判することって、ちょっと気持ちが良いんです。
「ツッコミ」が決まったということで、気分が良くなります。
それでいて、この批判というのは比較的簡単にできてしまいます。
他者を攻撃することで、脳内にアドレナリンが分泌されるわけです。
SNSなどのコメントで批判的なことを盛んに書き込んでいる人はこのような心理状態だと推測されます。
代替案など用意する必要などないから、実に気軽で簡単です。

ただ、批判や不満を口にしたりしても、まず何も変わりません。
そんなことを毎日繰り返して、そんな人生楽しいのでしょうか?
それだけでは、何ら新たな価値を生み出すことができません。
周りの人を不機嫌にするだけです。

幸福度というのは、物事のプラス面を見ることで向上させることができます。
但し、人の脳は物事のマイナス面に引かれやすいので、意識的な切り替えが必要です。
まずはマイナスなネガティブなもの、人から距離を置くようにするのが良いと思います。