大人と子供の逆目はどこだろう?
大人と子供の逆目はどこだろう?
まず、結論から先に言うと、
周りのほとんどが正解のあるもので満たされているのが、子ども。
正解のないものだらけの世界で生きているのが、大人です。
中学とか高校とかでは、勉強での成績・順位とかが進路を決める上で、主要なものさしとなります。
例えば、AさんとBさんがいて、Aさんの方が成績が良い場合、同じ学校を進学先に試験を受けた際、Aさんは合格して、Bさんは不合格、なんてことがあり得ます。
合格のための点数なのか、上位からの順位なのか、そこで線を引かれて、Bさんが合格して、Aさんが不合格ということはまずあり得ません。
そういう前提で、高校ぐらいまでの成績や大学への入試選抜というのはルール化されています。
これが現実です。
(スポーツ推薦等は除く)
しかしこのルールが変わるタイミングがあります。
それは就職のタイミングです。
もちろん、良い学校を出ていた方が有利ですが、必ずしもそうとは限らなくなります。
同じ学校を卒業する、AさんとBさんがいて、Aさんの方が成績優秀。たまたま同じ就職先を受けたとして、Aさんは落ちて、Bさんが採用される、ということが多々出てきます。
この理由は何だろうね?
そんな現実があるということ、その理由が何であるかということ。
そして、それならどうすれば良いかをこれからみんなと話し合いながら一緒に考えていきたいと思っています。
みんながそういう観点で考えてくれると、これからの佐賀はきっと良くなるし、日本も良くなっていくと思います。
世の中には知らないことやわからないことだらけです。
正解のない状態で、いろいろと考えることの方が、学校の勉強なんかよりもずっと大切だと思います。
大人になってからも学び続ける必要があります。
けど、そんなこと、周りの大人たちは教えてくれないですよね。
そこに大人のズルさがあると思っています。
どうして自分がこの企画、このプログラムをやろうと思ったかと言うと、もちろん一言では言い尽くせないけど、その理由の1つには、「将来に希望が持てる社会を作りたい」という思いです。
そこはやっぱり、若い人に頑張ってもらわないといけないし、若い人が希望が持てるように、直接的にあなた方に語り掛けられる機会を作ろうと思いました。